ダニ対策用雄蜂巣礎　完成巣枠１組　ホ式

雄蜂巣房に好んで侵入するダニをトラップ。

寄生率検査と駆除を兼ねる必需品。
早春設置。
※弊社による受注製造のため通常より発送にお日にちをいただきます。母ダニは蜜蜂幼虫の巣房が蓋をされる1～2日前に侵入して、巣房底に潜みます。
その約60時間後、最初に雄ダニの卵を産み、その後約30時間に1個のペースで雌ダニ（娘ダニ）の卵を産みます。
雄蜂の幼虫は成長が遅く蛹期も３日長く、幼ダニが栄養摂取できる期間が長い為母ダニはより好んで雄蜂巣房に侵入して産卵します。
そのため雄蜂房のダニ寄生率は働蜂房の数倍から10倍に達します。
そこで、雄蜂巣房に雌ダニを誘い込んで産卵させ、雄蜂が出房する前に処理します。使用方法
ダニの寄生率を知るためには、その場で蛹を取り出して調べる必要があります。
まず雄蜂の封蓋の一部（巣枠の約1/4）を切って蛹を振るい出す。
赤いダニは白い蛹の体表上で簡単に見つかります。目視で0～1匹までならそのまま巣脾を巣箱に戻しても大丈夫です。
それより多ければ残りの蛹も全部切り出す。通常採蜜毎に行う作業ですが、仮に10日間も間隔が空けば大半が働蜂房に再侵入してしまいます。
遅れればかえってダニの繁殖を手助けする結果になってしまうので注意が必要です。
（ヘギイタダニは羽化する蜂に伴って毎日補充される。それらのダニの内、経産ダニは数日後に、未経産ダニは約11日後に繁殖のために再び蜂児巣房に侵入する。）
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